Diary

上海滞在記 (1)

(文中に記載の通り様々なサイトにアクセスできないので、さしあたってダイアリーにアップする) 18 Jan 2013 上海行き当日。深夜から準備を始めて、最終的に就寝したのは3時といったところだったろうか。旅行のための準備ほどおっくうになるものはない。旅…

大江戸検索録

さて仕事を始めて2週間が経過した。考えることは以前とあまり変わっていない。即ち浪漫主義者でありながらも社会へと参与していくことがいかにして可能か。吾々はキルヒェとゼクテのあいだでいかにして生きるべきなのか。私はいまでもヴェーバリアンだ。一…

Restabilised the cooling system in all the reactors of Fukushima

最近全然こちらを使っていないので、スペイン語の翻訳の練習でもすることにしたい。今日はこの記事。比較的いいニュースだ。 Restablecen el sistema de refrigeración en todos los reactores de Fukushima La Compañia de Energía Eléctrica de Tokio (TEP…

世界ランド

書き物はフットボールに似ている。場が動いているとき、最適解はほぼひとつしかない。けれども場がいったんリセットされてキックオフが始まろうとするとき、どのようなボールを蹴り出すのが良いのかはわからない。しばらくものを書いていないと、自分の文体…

ブログを整理する

色々と考えていると、実のところ、この日記がいちばん中途半端な位置にいる。The Long Wait – 羽を射て石を飲むは真面目なところを書く場所。 knagayama の日記は日記を書く場所。とすると、この日記は一体なにを書けばいいのだ。

倫敦にも春がやつてくる

しばらく日記を書いていなかった。ここ一、二ヶ月でヨーロッパの都市をいくつか廻った。バルセロナ、パリ、アムステルダム、プラハ、などなど。もとより旅行が好きなタイプではないが、なかなか悪くない体験であった。試験が終わった。成績は11月までわか…

燈臺下暗し

大槻ケンヂはかつてサーチライトになりたいと歌ったが、わたしはできることなら灯台になりたいと思う。サーチライトは月の光と共にタイト・ロープを照らす。それが光るのには確固たる理由がある。あなたの行く先を照らしたい。その道はわたしはいっしょに行…

倫敦に冬が来た

倫敦の冬は寒く、暗く、長い。先週までは10℃〜15℃あった気温が、今週からは5℃〜10℃になった。近々0℃〜5℃になるのだろう。夏は15℃〜20℃と過ごしやすいのだが、冬はいかんせん、寒い上に日が出るのが8時、沈むのは4時。夏目漱石も鬱になるはずである。やること…

倫敦記

11月になった。最近起こったこと。友人が日本やガーナから倫敦を訪ねて来る。フランス人の友人が沢山できる。麻雀をプレイする機会が増える。など。学業面では、第二のエッセイの期限が迫っている。問いは、「How might anti-structural ideas and concept…

ふと見上げたロンドンの空は既に薄暗かったが、不思議なことに雲は見当たらなかった

今日はいい日だった。昼飯のためにレンジでパスタを茹でていたら容器をレンジから出す際に力加減を間違え、指を思いっきり火傷し、パスタを流しの中にぶちまけ、ああ、と思いながら容器を脇に置いてパスタを救出していたら、脇に置いた先がまだ熱い電気コン…

倫敦記

気付けば一週間以上日記を書いていないことに気付く。少し色々ありすぎた。ようやく通常運転を開始。今日は結構読み進めた。また詳しく書く。

倫敦記

日記を書くと言うことは自分のために物語を用意すると言うことである。どのような文体で日記を書くかと言うことはそのままその人間のセルフナラティブに影響を与える。この文体は誰に影響を受けているのだろう? 9月24日 朝から学生証を取りに行く。登録…

倫敦記

9月21日 髪を切りに行く。Shiroma なる美容院が家から徒歩1分の距離にある。この立地は相変わらず素晴らしい。だいぶさっぱりした。帰りにスターバックスでホットチョコレートを注文。店員と目が合い、少し話す。「明日遊び行くけど」と誘われたので快諾…

倫敦記

9月20日 前日は23時半に寝て、6時に起きる。 ここ数日はこのリズムが確定している。これからも安定させていきたい。朝起きると魔法のように23歳になっていた。結局10時まで家でネットを見たり本を読んだりして、それから大学へ。だいたい大学を全て回り…

倫敦記

こちらは日記を多めに書くことにする。 9月16日 ロンドンへ到着。夕餉はチキン。きっかり24時間の旅であった。疲労困憊し、タオルにくるまって就寝。 9月17日 やはり安眠できず、7時頃起床。しばしネットサーフィンなど。9時ごろ街へ出る。サブウ…

ブログをはじめた

せっかく自分のドメインを取得したので、ブログをはじめてみることにした。 http://knagayama.net/blog で、少しまとまった文章を書いていこうと考えている。あまり面白みはないかも知れないが、読んでいただければ幸いだ。いかにダイアリーと差別化するか、…

渡英まであと一週間を切った

すべきことを自分のために整理しておく。 部屋を片付ける。 持って行く本、服を選ぶ。 トランクに入りきらない分は、段ボールに詰め、送る。 住居費(四ヶ月分)を支払う。 年金、奨学金など、お金周り。 以上かな。

猛暑日が続く

8月になった。私は京都に帰ってきて、日本を発つ準備を始める。毎年のことだが、夏になると私の読書量は圧倒的に減る。何かを読まんとして書を開くことはあっても、幾つかの言葉をすくい上げただけで、読書体験は終わってしまう。思えば子供の頃からそうだ…

ところ変わって

先週はバリにいたが、今週は東京にいる。何度か書いたかも知れないが、東京は苦手だ。視覚に入ってくる情報量が圧倒的に多い。人間の数が夥しい。金を使わなければ遊べないような空間設定になっている。ふと疲れた時に鴨川に行くことができない。御所も銀閣…

「残弾数、ゼロ」

なんかどうもよくないと思っていたら、今はもう夏なのであった。私は夏が嫌いだ。秋になって冬が来る頃にはそんなことはすっかり忘れているが、私は夏が嫌いなのだ。熱帯夜の夜どうしても眠れずにふと起きると家の外ではアヤカシたちが踊り狂い、短い命をこ…

最近買ったもの

ごく最近買って読んだもの。贈与論 (ちくま学芸文庫)作者: マルセルモース,Marcel Mauss,吉田禎吾,江川純一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/02/01メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 49回この商品を含むブログ (82件) を見る王国と栄光 オイコノミア…

森見登美彦氏にサインをもらう

id:Tomio さんがはてなにいらっしゃったので、お会いすることはできなかったが、頼んでサインを頂いた。

再開します

さて、ここしばらくの間で幾つかのことが起こった。一つには、大学を卒業した。二つ、大学院に合格した。倫敦経済政治学院*1。英国は倫敦なので、九月から。しばらくの間、ギャップ・イヤー、というわけである。三つ、生活費を稼ぎながら多少働いたという既…

The Long Wait is Over

Finally the long wait is over and I'm going to London... The liminal is still there but for a while I know where I'm going; all is good.

京都なう

うーん、やはり文体の問題は難しい。ぼくはいまでもこのブログにおける統一的なディスクールを開発することができないでいる。なんちゃってね。何かを言語化しようとするとき、すべきことは、まず見ること、観察すること、対象を愛すること…など。最近の問題…

もう少しで回復します

今日は一日安息日をとった。しばらく休んでいないと、すぐに何も書けなくなってしまう、というのは私の悪い癖。現在やっていることは、坂部恵を読み直すこと、カント (講談社学術文庫)作者: 坂部恵出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/10/10メディア: 文庫…

読書メモ

しばらく。色々と立て込んでいた。最近読んだ本だけメモしておこう。仮面の解釈学作者: 坂部恵出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2009/10/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (4件) を見る明治維新 1858-1881 (講談社現代…

スタイルの問題

自分のスタイルを確立できていないときは、いくら悩んでも書くことはできない。 それでも、書くことを通じてしかスタイルを得ることはできない。 どのような語法で語り始めるのかを自らに問うとき、人は最初の一歩を踏み出すことができなくなる。それはたし…

二月か

二月は親戚の命日が多い。 ミシェル・フーコー『主体の解釈学』ゲット。日本語と英語両方。フランス語原典で読めるようになりたいものだが。 試験勉強。全然してないので、非常に危ない。

徒然

牛津だけではなく、他の院にも願書を出すことにする。倫敦、剣橋など。早く合否が決定して欲しい。 やはり不安は残る。当たり前だ。様々なライフパスを無視して英国の大学院を受験することにしているのだから。 人生は常にギャンブルだ。 生きるとは呼吸する…