アゴラの記事のレベル落ちすぎ

人のレベルによる情報格差が、今の所得格差に繋がっていると感じている。

制度による平等よりも、これからの時代、目指すところは、情報 による平等を行なわなければ、ビジネスにおける利益分配をすることなど不可能である。

結論として、多くの人にこの事実知ってもらい、意識の次元上昇をするための努力をしもらう以外、方法がないのである。

宇宙意識を持つことが、次の時代を生き抜く術である。-小谷 まなぶ – アゴラ

いやいやいやいやいやいや。

最近アゴラの記事のレベルが低下しすぎていて危機感を感じている人間は僕だけではないと思う。去年の三月頃、安冨歩氏がまだ積極的に発言していて、「ソフトバンクの危機」論を展開している頃はまだ質がよかったのだが(あれは論争としても優れていたと思う。特に安冨氏の「ゲームの行為はゲームのルールに言及してはならない」(1)(2)(3)(4)はとても面白い)、最近はさっぱりだ。読むに値するのは池田氏ほか数名の、既に自分の発信プラットフォームを確立している人たちばかり。

これは複数アカウントで投稿することによって、Huffington Post のような「言論プラットフォーム」をつくる試みだ。日本では匿名掲示板の悪影響でウェブ上の言論が壊滅状態なので、専門家が実名で発言することによって、政策担当者やジャーナリスト、あるいは一般市民との交流をはかりたい…専門家の参加を歓迎する。

池田信夫 blog : アゴラ

という当初の目的はどこに行ってしまったのだろう。

書き手は少なくともしっかりとした推敲を行ってからポストして頂きたい。