2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ところ変わって

先週はバリにいたが、今週は東京にいる。何度か書いたかも知れないが、東京は苦手だ。視覚に入ってくる情報量が圧倒的に多い。人間の数が夥しい。金を使わなければ遊べないような空間設定になっている。ふと疲れた時に鴨川に行くことができない。御所も銀閣…

Papers のアップデートで iPad は益々研究者にとって必携のツールになりつつある

Mac

Papers for iPad がアップデートされ、アノテーション機能が追加された。今まではアノテーションのためには iAnnotate を利用しなければならなかったが、これにより Papers で作業が完結するようになる。ノートも貼り付けられるし、論文を読むには最強のツー…

梅棹忠夫著「文明の生態史観」を私訳してみた

文明の生態史観 (中公文庫)作者: 梅棹忠夫出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1998/01/18メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 114回この商品を含むブログ (74件) を見る先日訃報が届いた梅棹忠夫先生の「文明の生態史観」が到着した。なんだお前、まだ読んで…

iPad について

Mac

iPad を購入してからしばらく経つ。この記事も iPad の FastEver XL で下書きして、ブログへポストしている。このデバイスについては、色々と賛否両論があるみたいだ。たとえば、 宮崎駿監督iPadについて「ぼくには、鉛筆と紙があればいい」と語る:平凡でも…

儀礼のオントロギー

儀礼のオントロギー 人間社会を再生産するもの作者: 今村仁司,今村真介出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/03/21メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (12件) を見る最近あまり本が読めていないのだが、どうにか読了した。人類学の知見が多…

「残弾数、ゼロ」

なんかどうもよくないと思っていたら、今はもう夏なのであった。私は夏が嫌いだ。秋になって冬が来る頃にはそんなことはすっかり忘れているが、私は夏が嫌いなのだ。熱帯夜の夜どうしても眠れずにふと起きると家の外ではアヤカシたちが踊り狂い、短い命をこ…

政治について語ろう

日本ではしばしば政治について語ることそのものが大人らしい振る舞いではないという認識が蔓延っている。けれどもそのような認識こそがそのまま政治の privatization を加速させているように思われる。そこでは政治が公的なものではなく私的なものとして取り…

デイビッド・ハーヴェイの講義をアニメで観る

これは素晴らしい試み。マルクス主義的な理論家がどのように現在の世界を見ているかが一発でわかるようになっている。英語もそれほど難しくはないと思うので是非。

社会科学における日本のプレゼンス

UnderstandingSociety でこんな記事があったので紹介。 先月、International Social Science Council (ISSC) は世界中の社会科学の現状についてのレビューをリリースした。このレポートは UNESCO によって委任されたもので、ファンドの一部分もそこから出て…

プログラミングの勉強を始めた

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初めてのプログラミング作者: Chris Pine,西山伸出版社/メーカー: オライリー・ジャパン発売日: 2006/07/24メディア: 大型本購入: 10人 クリック: 155回この商品を含むブログ (53件) を見るこの本を読みながらプログラミングの勉強をはじめてみた。プログラ…

Anthropological Books To Read

D Mclellan, Karl Marx: Selected Writings W Runciman, Max Weber: Selections in Translation S Lukes, Emile Durkheim: His Life and Work B Malinowski, Argonauts of the Western Pacific EE Evans-Pritchard, Abhandlungen (1-2 ) F Boas, The Mind of…