肉体の知識と帝国の権力

試験中だが訳者から頂いたので紹介。

肉体の知識と帝国の権力 人種と植民地支配における親密なるもの

肉体の知識と帝国の権力 人種と植民地支配における親密なるもの

アン・ローラ・ストーラーは日本では余り知られていないが、独自のフーコー解釈で実証的な研究をしている歴史人類学者である。本書はその論集で、どの章も植民地における白人性の研究としてすぐれたものになっている(と思われる。まだ読んでない)。特に第六章はフーコー論にもなっており面白い。また読んだらレビューする。